滋賀レイクスターズでは、3/10(土)・11(日)の「マクドナルドPresents Big America 滋賀レイクスターズ vs.秋田ノーザンハピネッツ」(彦根市民体育センター)を復興祈念ゲームとして開催いたします。
復興祈念の取り組みを滋賀県内のみなさまにお知らせすべく、キャプテン#5小川伸也選手、#10波多野和也選手、坂井信介代表兼GMが滋賀県庁にて記者会見を行ってまいりました。
本ニュースでは、この様子を詳細にお伝えすると共に、復興祈念ゲームにむけた活動を改めてお伝えいたします。
■出席選手コメント
#5 小川伸也選手
被災地は、今現在も厳しい状況だとお聞きしています。
復興し、被災前と同じ状態になるまでに何年、何十年とかかるかもしれません。
バスケットボールを一生懸命やること、そして今回のような機会のあるときに、チームや、個人として協力すること。
微力ですが、バスケットボール選手としてできることをしていきたいと思います。
ぜひ、ご協力をよろしくお願いいたします。
#10 波多野和也選手
昨シーズン、埼玉ブロンコスに所属していましたが、震災後、突然試合がなくなり、そのままチームは活動を休止することになってしまいました。
すごく不安な時間をすごしましたが、活動休止したチームは、bjリーグの他チームから助けてもらいました。自分が今、こうして滋賀レイクスターズでプレイをできていることも、その時のことを思えばすごくありがたいことです。
レイクスと共に復興支援活動をすることで、被災地の皆さん、そしてもちろん滋賀のみなさんも元気にしていければと考えています。
ぜひ、当日は試合に来ていただき、活動にご協力をお願いします。
さらに、記者会見では今週末の復興祈念ゲームとしての活動を、以下のとおり行うことをご説明いたしました。
■被災地にバスケットボール用品を!寄付活動①チャリティーチケット
今回のメインの活動のひとつとなるのは、チャリティチケットの発売です。
キーワードは「被災地にバスケットボール用品を」。
昨シーズンは震災発生直後であることもあり、食品、日用品を中心に10tトラック4台分送りましたが、レイクスがバスケットボールチームであることを鑑み、今シーズンは被災地に向け「バスケットボールで元気になってほしい」との願いをこめ、バスケットボール用品をプレゼントすることと決定いたしました(プレゼント先は未定)。
両日の1F自由席、ブースタースタンド席合計約500席をチャリティーチケットの対象とし、賛同いただける方のご購入による支援を募っています。
すでに、今シーズンのレイクスではチケット売上、クラブレイクス「プレミアスター会員」様の会費、レイクスマガジンの広告売上の一部を、それぞれレイクススポーツファンドの助成原資及び復興支援活動に活用しています。
チャリティーチケットはこの充当額の増額を目的とし、通常よりチャリティー配分比率を高めた売り上げの10%とします。
ぜひ、以下のご案内をお読みいただき、ご購入をお願いします。
<対象席種>
・ブースタースタンド席大人 3,000円(チャリティー金額:300円)
・ブースタースタンド席小中 2,200円(チャリティー金額:220円)
・1階自由席大人 2800円(チャリティー金額:280円)
・1階自由席小中 2000円(チャリティー金額:200円)
※席種の詳細はコチラをご覧ください。
<ご購入方法>
滋賀レイクスターズ公式サイト「チャリティーチケットお申込フォーム」からお申込ください。
※公式サイトの“チャリティーチケットお申込フォーム”以外の販売先(プレイガイド・コンビニ・平和堂など)でご購入いただいたチケットは、売上の10%を復興支援活動に活用する「チャリティーチケット」の取り扱いとなりませんのでご注意ください。
★お申込フォームはコチラ▼▼
<申し込み締め切り>
3月8日(木) 23:59まで
■被災地にバスケットボール用品を!寄付活動②選手による募金の呼びかけ
(昨季の募金活動の風景@県立体育館)
昨シーズン、東日本大震災発生以降のホームゲームで実施し、多くの方にご賛同いただいた選手による募金の呼びかけがこの日限定で復活いたします!
試合前の下記の時間帯にて選手による募金の呼びかけを行います。
3/10(土) 16:00~16:30
3/11(日) 12:00~12:30
詳細の実施場所は後日発表いたします。
上記時間以外にも、試合会場に募金箱を設置いたしますので、ぜひ募金へのご参加もお願いいたします。
■黙祷の実施
地震発生時間である3月11日(日)の14時46分には、東日本大震災でお亡くなりになった方の冥福を祈るため、場内全体で30秒間の黙祷を実施いたします。
試合中であっても、試合を中断し実施いたします。
■復興支援活動の紹介スライド上映/写真展示実施
2011年3月12日の彦根市民体育センターでの募金・支援物資集めを皮切りに、滋賀レイクスターズがこれまで行ってきた復興支援活動を会場スクリーンのスライドにて上映いたしますほか、会場内での数10点の写真展示にて振り返ります。
以下に、その一部をご紹介いたします。
■昨季の実績-滋賀の力を結集した支援活動。
昨シーズンの活動は、記憶とともに、記録に残るものでした。
記録と共に振り返ると、すごい力を持った活動だったことを改めて痛感させられます。
昨シーズンの募金総額はなんと
9,170,586円(うち、仙台89ers活動支援金1,493,395円)。
このうち、震災直後の3/12(土)・13(日)彦根での活動時に集まった募金が
4,661,539円。
実に、全募金の半数以上がこの2日間で集まっていることになります。
2日間で5,500人を超える方々にご来場いただき、ご支援をいただきました。
その際、彦根に集まった救援物資は
ダンボール3700箱分にも及びます。
(写真上:カップラーメンの箱で埋まる、彦根市民体育センターのエントランス、写真下:ロビーを埋め尽くした支援物資)
記録を紐解きますと、なんとこれだけの物資が集まっています。
カップラーメン:1400箱、その他レトルト食品:約150箱、おむつ:約650箱 、生理用品:約150箱 、ボックスティッシュ:約315箱、ウェットティッシュ:約120箱、トイレットペーパー:約170箱 、カイロ:約75箱、お菓子:約100箱、ベビーフード:約60箱、衣類:約120箱、タオル:約70箱、毛布:約55箱、マスク:約35箱、割り箸・紙コップなど:約25箱、ラップ類:約15箱、洗剤・せっけん:約40箱、はぶらし・歯磨き粉:約20箱、その他生活用品:約80箱
滋賀の力を発揮したといえる、復興支援活動。
関係者からも
「あの活動に関われてよかった」、「なにか、力になりたいという気持ちの行き場があってよかった」との声をいただいています。
どうしても時間の経過と共に、少しずつ風化していくこの記憶を、今一度思い返すきっかけとすべく、今回の復興祈念ゲームを行います。
当日はぜひご来場いただき、レイクスを応援していただきながら、復興支援活動にご協力ください!