滋賀レイクスターズの県内経済への波及効果 7億100万円
このたび、滋賀レイクスターズのオフィシャルパートナー・滋賀銀行の関連会社、
株式会社しがぎん経済文化経済センターにより、滋賀レイクスターズの2010-2011シーズン(2010年7月~2011年6月)における県内経済への波及効果が推計・算出されましたのでお知らせいたします。
県内初のプロスポーツチームとして3年目のシーズンとなった2010-2011シーズン、滋賀レイクスターズの県内経済波及効果は7億100万円と推計・算出されました。
-2010-2011シーズン 滋賀レイクスターズの県内経済への波及効果-
「2010-2011シーズン滋賀レイクスターズ・県内経済への波及効果」は滋賀レイクスターズのオフィシャルパートナー・滋賀銀行の関連会社であり、地域経済と地域文化を活性化させるシンクタンクとして、経済調査やイベントの企画、セミナーの開催などの業務を手がける、
株式会社しがぎん経済文化経済センター様の協力により、推計・算出されました。
株式会社しがぎん経済文化センター 取締役社長 中川浩
住所:〒520-0041 大津市浜町1-38
TEL:077-526-0005 FAX:077-526-3838 URL:
http://www.keibun.co.jp
表①のとおり、滋賀レイクスターズ(以下レイクス)の主幹事業である興行(試合)を定期的に開催することによる直接的な経済効果は、4億6400万円、第1次、第2次波及効果を加えると6億4900万円となりました。また、バスケットボールスクール2校、キッズチアスクール6校、地域イベント、応援自動販売機96台などの関連事業での直接効果は3700万円、第1次、第2次波及効果を加えると5200万円となりました。合わせて7億100万円の経済波及効果は、レイクスの2010-2011シーズン年間事業費2億7千万円の約2,6倍で、特徴は、関連事業での波及効果倍率(※1)1.37倍が主幹事業の1.33倍を上回り、プロバスケットボールチーム運営以外での波及効果の潜在力が示されている点であり、今後さらなる県内経済活性化に欠かせないと考えられます。
-表①-
bjリーグ他チームでは「琉球ゴールデンキングス」(以下琉球GK)の07-08シーズンでの経済波及効果は約7億8400万円とされ(算出:㈱りゅうぎん総合研究所)ています。沖縄県は一大観光地のため、滋賀県と比べ観光産業による経済波及が大きい産業構造となっており、直接効果はレイクスの方が大きいものの、第1次、第2次波及効果は琉球GKが大きくなっています。したがって、滋賀県として観光産業の育成、発展が今後のひとつの課題と考えられます。
県内イベントで比較すると、算出方法は異なりますが2009年に開催された「イナズマロックフェス」(草津開催、算出:滋賀県商工観光労働部)では、約30,000人を動員し、経済効果は約240百万円でした。
今回の経済波及効果の推計・算出においては、レイクスに直接関わる経済活動のみを対象にしていますが、主催興行での来場者やスクールの参加者(生徒や保護者)が、それぞれ興行やスクールの前後で行う経済活動(飲食など)を含めると、県内における経済波及効果はさらに増大すると考えられます。さらに、286社にのぼるパートナー企業間では、レイクスを介して経済交流が行われる機会も増えており、これらも県内の経済活動促進を担うものと考え、今後もパートナー企業間の交流に取り組んでまいります。
※1総合効果(経済効果)÷観光消費額(需要額)
<詳しくは「
bjリーグ 2010-2011シーズンにおける滋賀レイクスターズの県内経済への波及効果(しがぎん経済文化センター)」をご覧ください>
代表取締役坂井信介コメント
「スポーツクラブには今回算出された直接経済効果以外にも、様々な面で地域に貢献できる要素がある。レイクスの活動を着実に継続・拡大していくことで、経済効果のみならず、活力発信、スポーツ普及、地域アイデンティティーの育成などで滋賀に貢献していきたい。滋賀の皆様、今後とも滋賀レイクスターズの活動に対しての応援、支援をよろしくお願いします」
こちらよりダウンロードいただけます▼▼
bjリーグ 2010-2011シーズンにおける滋賀レイクスターズの県内経済への波及効果
(しがぎん経済文化センター) (PDF451KB)
2010-2011シーズン 活動報告書 (PDF9.18MB)
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